ランクルの後ろに見えるのは、太宰治「津軽」の碑で「ここは本州の袋小路だ」と刻んであります。「津軽」は連日酒を飲みながら、金木町から小泊村まで乳母のタケさんを訪ねる旅日記のようです。この夜、地吹雪に揺れるホテルランクルで、中島みゆきの歌を聴きながら飲んだ焼酎も懐かしい思い出です。
ちなみに津軽にはこな雪、つぶ雪、わた雪、みず雪、かた雪、ざらめ雪、こおり雪と七つの雪があるそうです。(東奥年鑑)
それから、この80はバブル絶頂期の車でしたから、装備がテンコモリでした。そんなことから28万㎞走りました。