初夏のような陽気の中に春の花々が先を競うように咲き誇り、春爛漫を五感で楽しんでいます。それから、尾瀬の山小屋の人たちも少ない残雪に不安を感じながら、歩き難い夏道で小屋明けに入山したようです。また桜前線も平野部から山間部に進み、ソメイヨシノだけではなくヤマザクラも開花したようです。そんなことから、かつて残雪のブナ林の中で、緋の衣を纏ったヤマザクラを追いかけた東北の宿に問い合わせたところ、ブナの根開けが始まり芽鱗が少しづつ森に広がり始めたようです。とは言うものの行動力が鈍くなっていますから、芽吹きの森を訪ねることができるのは・・・