自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

マクロレンズ

2022年3月19日

長年大判カメラと中判カメラでの生活が染み付いているためなのか、どうもマクロレンズでの撮影は積極的にはなれません。とは言うものの待ちかねた春に顔を見せた植物には、やはり目を惹かれてしまうのも現実です。そんなことからEF180mmF3,5LとEF100mmF2,8Lの2本で、セリバオウレンなどを撮影してみましたが、やはり課題が残ってしまいました。ちなみに180mmマクロは2002年製造と古く、ISどころか防塵防滴もない今どき珍しいレンズで、その後20年も改良されないところを見ると、採算が取れないお荷物レンズなのでしょう。しかし、被写体に近寄れない条件では・・・

 

 

 

 

 

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まるで陽春

2022年3月13日

風は少し強いものの、気温が一気に上昇してまるで陽春の陽気となり、雪国では雪解けが進み、雪崩や落雪などが心配されます。またスギ花粉の飛散が多いようで、花粉症の方には辛い一日だったようです。今年の冬はテレビや新聞で度々報道されたように、日本海側の山間部を中心に久しぶりの積雪量でしたから、雪解けとともに多くの花々が一段と美しく咲き揃うでしょう。そんなことからも、ようやく訪れた春の訪れは嬉しい限りで、高齢者も心が躍る想いで・・・

 

 

 

 

 

 

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気温上がり

2022年3月10日

先日ブナの森を歩いた時に感じたのですが、ブナの周りにはすでに根明けの兆候が随所で見られました。スノシューでのラッセルは股下までと埋まりましたものの、雪の重さに春を感じたものでした。週間天気予報ですと気温が一気に上昇して、春らしい陽気になるようですから、雪はさらに締まり根明けも一段と進むでしょう。そんなことから東北のブナの森のように、芽鱗が一面に広がる残雪と芽吹きが同時に見られるかもなどと、まだまだ先のことを想像してしまいますが・・・

 

 

 

 

 

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天候回復せず

2022年3月8日

春の光に輝く稜線を撮りたくて、ひさびさに早出をして狙っては見たものの、天候回復が遅れたのか願いは叶いませんでした。仕方なしに麓のブナの森に廻り、スノーシューで分け入って見ましたら、重い雪が股下までの深雪に悪戦苦闘し、日頃の不摂生を深く反省させられてしまいました。それでも一度入り込んだ森ですから、50~60歩進んでは立ち止まり写真と4K動画を80GB程撮影しました。この分だと明日辺りに軽い筋肉痛が出るのかもしれません。そんなことから、年齢とともに低下する体力を如何にして・・・

 

 

 

 

 

 

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少なかった野鳥

2022年3月2日

散歩を兼た野鳥撮影も3年目となり、素人ながら少しは慣れて来たのですが、今シーズンは感心するほど出会うことが少なく、ボウズボウズの連日で撮影が出来ませんでした。なぜ今年が昨年、一昨年に比較して少なかったのかは、せめて環境の変化なのか程度しか思いつきませんが、次のシーズンにはぜひこれまで以上に多くの野鳥たちに出会い、楽しい撮影ができることを願うばかりですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

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雪締まって

2022年3月1日

今日から弥生・3月です。気温もカレンダーに合わせたかのように上がり、春を間近に感じる季節となりましす。これからは日に日に夜明けが早まり夕暮れは遅くなりますし、光の力強さも増すでしょうから、豪雪と言われた地域でも雪解けが進むでしょう。しかし一歩山岳地帯に踏み込めば春は浅く、時折降る春の雪に閉じ込められることもあり、春はなおはるかなのが現実でしょう。季節は三寒四温を繰り返しながら・・・

 

 

 

 

 

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雪晴れ

2022年2月24日

先日の雪の晴れ間を待って、赤城自然園を少し歩いてみました。今回の雪は南岸低気圧の影響とかで、春先に降る雪のようで重くネバる雪でした。そんなことから、撮影をしながらも春の兆しさえ感じましたが、春を実感できるのはしばらく先に・・・

 

 

 

 

 

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ふたつの滝

2022年2月20日

最近は県内の撮影をあまりしてなかったから、ふと思い立ち北軽井沢の浅間大滝を訪ねてみました。この滝は鼻曲山を源流とする熊川に架かる滝で、下流には魚止の滝があります。幸にして数人と会っただけで、夏に涼を求める賑わいがなく、ノンビリと撮影を楽しむことができましたが、ゴム長靴を履いていかなかったために、対岸や川の中からの撮影が出来なかったのが悔やまれてなりません。次回は今回の失敗を活かして・・・

 

 

 

 

 

 

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尾瀬は

2022年2月18日

ここ数年は暖冬小雪だった尾瀬も、今年は久し振りにそこそこの積雪があるようですから、今の状態で春を迎えられれば雪の布団に守られた植物たちが、一斉に美しい姿を見せてくれると思います。しかし、実際に尾瀬に入れるのはおおよそ2ヶ月先ですから、これからの推移がまだまだ気に掛かるところです。生活には厄介者の雪ですが、自然界にあっては・・・

 

 

 

 

 

 

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海峡

2022年2月14日

日本にも多くの海峡がありますが、私が数多く越えた海峡はやはり本州、北海道間の津軽海峡で、その津軽海峡を舞台とした映画「海峡」(1982年・東宝)を、久し振りにBDにて観ました。出演者は高倉健、森繁久彌、吉永小百合などでしたが、カメラマンが「八甲田山」など高倉健作品を撮り、のちに「剱岳・点の記」の監督、撮影をした木村大作だったのは発見でした。それから、水上勉の推理小説「飢餓海峡」(1963年・朝日新聞社刊)でも、津軽海峡は重要な舞台となっていました。その津軽海峡の本州側のひとつに竜飛崎があり、私が初めて旅したのは1972年でした。そして、1982年以降は職業柄幾度となく訪ねました。写真のランクル80と太宰治の碑は1993年の冬で、碑には「ここは、本州の袋小路だ・・・」と、太宰が1944年に旅した紀行文「津軽」(1951年・新潮社刊)の一文が刻まれていました。それから、あくまで私の記憶ですが、松本清張「砂の器」の1974年製作映画(松竹)の中に、本浦千代吉、秀夫(和賀英良)親子が彷徨うシーンに、竜飛集落近くの素掘りのトンネル(旧道)を歩く場面がありましたが・・・

 

 

 

 

 

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