雨上がりの湯の小屋沢などの渓流を撮りたいと訪ねたところ、いつもの清流が幾分濁ってしまい期待外れでした。仕方なく俗に言う照葉狭を上流にと遡上してみましたが、やはり透き通った渓流の秋は撮れませんでした。それにつけてもいく先々でマイカーが駐車していて、毎日サンディーの方の多いのには驚きました。一体は俳人(医学博士?)水原秋桜子が名付けた滝なども多く、例年ですと燃える秋を実感できるエリアなのに、今年は長雨の影響なのか・・・
いつものことだけれど天候次第で秋が一瞬にして冬になることがあり、撮影機材だけではなく身支度や相棒の冬支度が必要です。しかしこうした天候の急転は長続きをしないことが多く、秋の風景に戻ることがしばしばです。とは言うものの一旦落葉した葉が梢に戻ることはないから、やはり冬に向かっていることになります。きれいに色づいた紅葉に純白の淡雪は千載一遇のチャンスには違いないものの、雪が消え去った後の彩は鈍くなってしまい・・・
最後まで営業していた山小屋も営業を終えて、尾瀬のシーズンが終わろうとしています。そんな様子は尾瀬保護財団H/Pで、山ノ鼻、尾瀬沼のビジターセンターのブログで知ることができます。写真は新潟県からの唯一のコース奥只見の様子ですが、すでに奥只見湖~尾瀬口は終航していますから来年まで利用できません。ただ鳩待峠、大清水、そして沼山峠の登山口閉鎖より一足早く閉じた奥只見口は、これから紅葉の見頃をを迎えますから・・・
高い山ではまたもや雪が降ったらしくて、標高2,000mにも満たない山間地でも風が冷たく、まだ寒さに慣れていない身体にはきつい日となりました。そしてその冷たい風が次々に紅葉した葉を散らせ、頭上を音を立てて舞っていきましたから、秋の終わりを間近に感じてしまいました。それにしても北風は冷たくて撮影も急ぎ仕事になり、直ぐに霧ヶ峰を背負って歩き出して体を温める始末。天気予報によると来週には寒気が去り、例年並みの陽気に戻るとのことですが・・・
警戒度が2に下がったからと、警戒しながら夜の街で会食をしました。とは言っても友人と二人だけの、ささやかな情報交換会でした。で、思い出したのでけれど、会費が4,000円で帰りのタクシー代が約4,000円と、会費並みにかかりました。友人曰く、愛郷ぐんまを使って一泊した方がゆっくりできるねと。確かに田舎に住んでいると公共交通機関が頼りにならないから、往復の交通費を考えると宿泊の方が安上がり、しかも安心できる場合が多く・・・
一般的には年度末が別れの季節になりますが、山小屋関係では小屋閉めをしたこの季節が別れの季節となります。そんなことから良い新年をとか、来年また会いましょうなどと挨拶を交わして、シーズン中お世話になつた山小屋の若い人、あるいは決して若くはない人に手を振ります。かつて山小屋で働いていた人たちの多くは、スキー場関係の仕事に就く人が多かったのに、最近では都会(下界)に戻って仕事を探す人が多いようです。そんな彼らに新年おめでとうと言うのは雪解けの4月に・・・
*鍋倉山の森太郎
冬を前に相棒ランクルの法定点検に出してエンジンオイル&フィルターの交換、タイヤのローテーションなどを済ませたところ、なんとラジエータの冷却水漏れが見つかり交換しました。またパーキングブレーキ プレートが塩カルの影響で腐食していたために、こちらは部品待ちで交換することになりました。それにしてもラジエータとプレート交換は高額で、予定していたRFレンズのF2.8L購入が幻になってしまいました。車もレンズも仕事柄必需品ですから・・・
終日インターバル撮影してあるデータからタイムラプス動画制作をしましたが、通常600カットのRAWデータに加えて1,000~1,200カットデータもあり、Macがサクサク動かなくなってしまいストレスを感じました。そんな中に7月の鳥海山も数シーンあって、猛暑に悩まされた夏を懐かしく思い出したり、逃した光景を悔やんだりしました。いずれにしても撮影は楽しいの一言に尽きますが、重いデータでのタイムラプス動画作りはやはり・・・
尾瀬のライブカメラ、上高地カッパ橋、鳥海山鉾立登山口、同竜ケ原湿原など、関東以北の高山では天気予報通りの初雪になったようです。したがって場所によっては紅葉が雪化粧をし、葉をつけたままの木の枝が折れたり裂けたりしたそうです。天気予報ですとしばらくは低温の日が続くらしく、紅葉が急ぎ足で里に降りて来るかも知れませんし、登山口に通じる道路の冬季閉鎖も近づきます。寒さに身体が慣れないと物臭を決めていないで・・・
暖冬小雪で雪解けの早かった尾瀬は、春の大型連休前に山小屋を開けたものの、今年もコロナ禍の影響を大きく受けてしまい、休業した山小屋や不定期営業の小屋などと、コロナに揺れたシーズンでした。そんな尾瀬では営業を終えて小屋閉め作業をして、例年よりも早めの下山をしようとしています。もちろん尾瀬ヶ原見晴地区では数軒が営業していますが、ヨッピ橋や東電下ノ大堀橋などが通行不能となりますから、尾瀬ヶ原散策にも制限されてしまいます。草紅葉の季節は終わったとは言え・・・
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