昨年同様にコロナ禍に明けた尾瀬のシーズンも、残すところ10日ほどで多くの山小屋が営業を終えますから、入山はできるものの今シーズンの終わりとなりそうです。(見晴地区の数件は営業するらしい)これは尾瀬に限ったことではなくて、多くの山域に共通したことかも知れませんが、登山者が減り山小屋などの営業に支障が出ているようで、多くの山小屋が将来の存続そのものに不安を感じているようです。尾瀬の場合は木道や登山道は東京電力と行政が整備していますが、山小屋がボランティアで保守点検を行っている場所も多く、このままでは・・・
残暑の中にもいつの間にか日没が早くなり、秋の夜長を感じる季節となりました。今年は7月、8月、そして9月と天候に恵まれませんでしたが、今月はどうやら念願の星空撮影ができそうです。写真は以前尾瀬沼山荘に泊まり、尾瀬沼畔で燧ヶ岳と北極星を撮影したものを比較明合成した写真です。最近は単に写真と仕上げるだけではなくて、600カット程撮影してタイムラプス動画に仕上げる場合が多いために、どうしても撮影時間が長くなってしまい天候の変化が・・・
2004年小学館から上梓した「緑の水脈」の撮影で、偶然出会ったクリの巨木を「栗太郎」と命名して、随分と時が流れて道路標識にも明記され認知もされました。その栗太郎を秋晴れの中久しぶりに訪ねたところ、樹勢がだいぶ衰えていたのには正直驚きました。この栗太郎が鎮座するクリの森は、県森林部(当時)の調べで日本一の規模と言われていました。赤城山に通じる県道沿いに広がる自然クリの森には、栗太郎以外にも巨木が多く・・・
全国的に秋晴れとなり非常事態宣言、マンボウ解除となった行楽地では、大勢の人で混み合ったようですし、天カメ(ライブカメラ)を覗いてみると多くの山域でも、やはり登山者が秋の山を楽しんでいました。北海道や東北、あるいは北アルプスなどではすでに小屋閉めしたエリアも多く、今季最後の賑わいだったかも知れません。天気予報ですと数日は概ね秋晴れの好天に恵まれるようですから、秋の深まりを楽しみにしながら出掛けてみたいと・・・
例年にない数のアサギマダラが飛び交っていましたが、ここに来て随分と頭数が少なくなってきましたから、南の国への旅立ちが始まったように思えます。過去においては赤城自然園でマーキングした個体が、鹿児島県喜界島(喜界町)や、沖縄県石垣島などで確認されていますから、中旬ごろに大分県姫島辺りで羽根を休めてから、さらに南下していくのでしょうか。そんな中に、今年同園で生まれ羽化したチョウがいてくれたらと、ささやかな望みを抱いていますが・・・
樹海と聞くと多くの人が富士山麓の青木ヶ原樹海をイメージするでしょうが、東北地方には世界自然遺産の白神山地を始め、多くのブナの樹海がありますもののなかなか全容は見られません。写真は十和田湖の北側に広がるブナの樹海ですが、安易に入り込んでしまうと迷って戻ることはできません。そんなこともあってか、青木ヶ原樹海は自殺の名所などとも言われているようです。もっとも自殺の名所とは、松本清張の「波の塔」の影響が少なくないとも・・・(レタッチの得意な人ならば、左上の岩木山を出せるのでしょうが)
津軽半島鯵ヶ沢町で日本海に注ぐ赤石川は、世界自然遺産白神山地をその源流としています。その赤石川の支流滝ノ沢にあるのがくろくまの滝で、落差が85mと青森県内では最大級と言われています。また林道を上り詰めていけば津軽峠を越えて、白神山地観光で人気の高い西目屋村に至ります。それから写真のブナはくろくまの滝駐車場から林道を5~6分歩き、感を頼りに尾根道を登れば会うことはできますものの、登山道どころか獣道もないために・・・
太宰治の故郷としても知られている旧金木町の、市街地から東へ林道を20分程進むと「十二本ヤス」と呼ばれる、アオモリヒバ(ヒノキアスナロ)の巨木が祀られています。この木は新しい枝が出て十三本になると一本が枯れて、常に十二本になると言われています。また枝の形が漁に使うヤスに似ているところから、「十二本ヤス」と呼ばれ神木として崇められています。それから十二とは十二月十二日の山神様の祭典に通じる神聖な数とも・・・
下北半島恐山にある強酸性のカルデラ湖で、恐山観光の代表地と言われていますものの、下北半島での撮影のほとんどを、アオモリヒバと呼ばれているヒノキアスナロの原生林のために、恐山をふくめて立ち寄ることは稀です。恐山はイタコさんで有名な日本三大霊場のひとつ、しかも遠隔地なのにお参りしないのは勿体ないと言われますが、道のないアオモリトドマツの森に入り込んでの撮影に追われ、いわゆる人並みの観光をする余裕がないのが現実で・・・
14年ぶりにモデルチェンジした新型ランクル(300)の納期が、販売店などの話だと1年から2年かかるとのことです。生産台数が一月に一万数千台のヤリスなどに比べて、4~500台程度の生産し出来ないランクル、しかもその9割ほどが輸出と言われていますから、おのずとして納車が遅れてしまうようです。ちなみに前回の200でも3~6ヶ月とも言われていました。写真はそんな旧型になった200ですが・・・
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