緑が萌えて爽やかな風の中、鳥の囀りを聞きながらの森歩きは格別です。しかし、どこに行っても今年の森はいつもと違うと感じます。それは季節の歩みが早すぎることだけではなく、晩霜による被害です。芽吹いたブナの葉に張りがなく、タムシバなどの花は見事までに黒ずんだ褐色色しています。降雪が少なく雪解けが早過ぎれば必ず訪れる、残念な光景です。高い山では昨日も雪化粧したとの事ですから・・・
コロナ禍で元気をなくした尾瀬が、少しでも元気を取り戻す一助になればと、群馬テレビにて「尾瀬 写真家・新井幸人が伝える悠久の自然 前編(仮題)」を放送します。なお、元旦に放送しました「生命をはぐくむ赤城の森」同様、全国の独立U局での放送も予定しています。また9月には後編の放送を予定しています。
*群馬テレビ放送日 6月24日(土) 19:00~19:55
独立U局の放送日については決まり次第ご案内します。
番組をご視聴いただき多くの方に尾瀬を訪ねていただきたいと思っています。
赤城自然園ではツツジの仲間が見頃を迎えました。特にシロヤシオのボリューム感は、長年撮影をしていますが記憶にありません。また散策の小径も大型連休後半には、ツツジの競演がピーク迎えると思われます。ぜひお出かけ下さい。
ふと思いつき、記憶を頼りに栃木県塩谷町尚人沢を訪ねて見ました。幸いにしてか3時間ほどは独占状態で湧水や渓流、そしてイヌブナやカエデの新緑を撮影することができました。案内板によると尚人沢湧水は「名水百選」の認定を受けている、塩谷町のシンボル的場所とのことです。なお湧き出る水は年間を通じて11℃前後とのことですから、これからの季節タイミングが合えば、湧水と外気温が生み出す幻想的な光景にも会えるかもしれません。拙宅から約140kmの森は決して遠くはなく・・・
例年に比べて約2週間ほど季節の歩みが早く、赤城自然園では多くの木々が芽吹いてしまい、先日のような晩霜被害なども心配されます。そんな園内の様子を少しご紹介します。
早すぎる春に戸惑いを抱きながら、花々が一斉に咲き出した赤城自然園を訪ねてみました。アカヤシオ、シラネアオイ、アズマシャクナゲ、数こそ少ないもののサンカヨウ、そしてトガクシショウマまでもが見頃を迎えていました。春紅葉に染まる森の中での撮影は楽しく・・・
赤城自然園が本日開園です。春が異常に早かったためにカタクリ、アカヤシオのみならず、シラネアオイも咲き出しました。ぜひ多くの方に訪れて欲しいと思います。
尾瀬の次作番組のために、これまで撮影した動画のセレクト中ですが、1995年秋から1996年夏までソニーVX1000にて撮影した動画で、現在の小雪の尾瀬とたっぷり積雪のあった頃の尾瀬、あるいはニホンジカの食害前の湿原などの比較を考えて、それらの映像を眺めているものですから、映像とともに当時の思い出が蘇り、作業がしばしば停滞してしまう有様です。それにしても27年前の映像にも関わらず、デジタルのためか劣化も少なく・・・
元旦に群馬テレビにて放送しました「生命をはぐくむ赤城の森」が、3月29日(水)20:00~20:55、千葉テレビにて放送されます。視聴可能な方はぜひご視聴下さい。ちなみにこの番組は、全国の独立U局8局にて放送されました。
天気予報をしっかりとチェックしていたためか、晴天に恵まれて撮影条件が整ったと思いきや、山頂公園駅到着直後に風速25m/sを超えたために、ロープウェイの運休となり山麓駅に降ろされてしまいました。そして運休は三日間続いたために八甲田山を諦めて、阿仁森吉山に移動して強風の中で撮影をしていましたら、ここでも強風のために下山を促されてしまい、ついに納得のいく撮影は出来ないまま下山させられてしまいました。そんなことから後ろ髪を引かれながら・・・
尾瀬
群馬
森林
赤城自然園
山河有情
紅葉終盤
桐生川
妙義山
今日の赤城自然園
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