お犬さまとの散歩道から眺める谷川岳、遥か彼方に望む八ヶ岳連峰などが雪化粧の季節となり、本格的な冬の到来を感じています。若い頃ならばタイヤを冬用に履き替えて、直様北への旅立ちをしていましたものの、さすがにそのパワーは衰えたのが現状です。しかし地球温暖化による気候変動などにより、暖冬小雪が当たり前になりつつ昨今ですから、やはりこの冬の降雪、積雪量などが気になってしまうのも現実です。さてさてこの冬は・・・
落葉が進み歩く視線にはなかなか撮影ができません。そんなことからどうしても目線を少し高くして、しかも透過光利用の撮影になってしまいます。当然のことにアングルも固定化してしまい、似通った写真になってしまいます。それでも秋の光景を少しでも多く撮影しようとしていますが、納得できる作品が撮れるかいなかは厳しい状態です。間もなくブナの木はほぼ落葉してしまいますが、カエデの中には夏色の葉のものも多く見られますからと、ささやかな期待を抱きながら・・・
少し留守にしていた内に、赤城自然園の秋色が進みました。ただ夏の猛暑、水不足などの影響でしょうか、色づきは正直いまいちと言った感じです。それでも透過光などを活かしたり、アングルを工夫したりと秋の撮影を楽しむことはできます。同園はカエデの仲間が二十数種類と多く、ブナやコナラなどの黄色とカエデの色合いなどを組み合わせれば、中旬までは森の彩には事欠くことはないようです。神無月とは思えない暖かな日差しに包まれながら・・・
短い日程で秋深まる北東北を、それこそ駆け足で巡って来ました。紅葉は予想通り芳しくなかったものの、長年お世話になっている宿のオヤジ、女将とのドリンクタイムなど楽しい小さな旅でした。そんな中で驚いたのが、奥入瀬渓流でのインバンドによる外国人の多さでした。テレビなどで浅草浅草寺、京都、富士山山麓など人気観光スポットに、外国人が急増しているニュースは観たものの、よもや奥入瀬渓流までとは想像していませんでした。ちなみに十和田・奥入瀬渓流地域は、かつての賑わいはなく斜陽観光地・・・
ミズナラ(ドングリ)やブナの実が凶作らしく、連日クマによる事故が報道されています。そんな折、今年の紅葉は一週間から10日遅れている。霜が降りたために紅葉が悪いなど、猛暑の夏に痛めつけられた自然の悲鳴が、すでに東北地方を回っている友人から届いています。しかし年中行事化した北への旅を、なかなか諦めきれないでいます。そんなことから、過度な期待はしないでいつものお決まりコースを回ろうと、相棒ランクルの点検を済ませて北への短い旅に・・・
雨の中今年最後のお客さんを送り出したと、山小屋で働く知人からメールが届きました。今年はすでに降雪や大霜の日があってか、紅葉が少し傷ついてしまったとのですが、フィナレーを惜しむかのように入山者も多かったようです。残雪が少なく晩霜の被害に始まった今年の尾瀬でしたが、その後も水不足などに見舞われてしまいましたから、まもなく訪れる冬にはしっかり雪の布団で尾瀬を守って欲しと祈り、撮影を初めて半世紀となる尾瀬を・・・
残雪が異常に少なく晩霜に痛めつけられ、猛暑、水不足に苦しめられた今年の尾瀬も、残すところあと半月ほどでシーズンを終えます。しかし地球温暖化、気候変動によるダメージは今後も厳しくなるでしょうから、これまでのような尾瀬を楽しめるかは非常に疑問です。そんなことからも今の尾瀬を記録して、将来に伝えることは職業的使命とも言えます。尾瀬が永い眠りに着く冬、果たしてどのくらいの雪が降ってくれるのか・・・
山岳地帯では残雪が少なかったうえに梅雨の降雨が少なく、異常ともいえる猛暑の影響から水不足状態らしいです。しかし季節は足を止めることもなく、各地から草紅葉や紅葉の便りが届き始めました。また地域にもよるのでしょうがミズナラ、ブナの不作により、クマたちにとっては例年にない受難の秋とも言われています。地球温暖化、気候変動などがもたらした猛暑の中、秋はどんな表情を見せてくれるのかと・・・
みなさまに番組のご案内です。
日暮れが早まり夜明けも随分と遅くなり、朝夕はだいぶ過ごし易くなって来ましたから、ボチボチアサギマダラ飛来の季節となりました。しかし今のところ長引く猛暑の影響なのか、あまり姿を見ることができていません。そういえば某新聞に地球温暖化による気候変動などで、アサギマダラの好むヨツバヒヨドリ(ヒヨドリバナ)、フジバカマなどが、ニホンジカの食害を含めて激減している記事が載っていました。さて、謎に包まれた旅する蝶の姿を撮影できるのは・・・
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