自然写真家 新井人の世界

秋・駆け抜けて

2018年10月14日

いつもの木道を歩きながら頭上を見上げて見るがない、少し進んでは立ち止まり見上げて見てもやはり見つけることが出来ない。例年だったらいくつもの熊棚があるはずの頭上に、今年はついに見つけることが出来ませんでした。今年は熊の食料ミズナラやブナの実が豊作だったために、人々が頻繁に行き交う森を避けて奥の森の中で、それこそ食い溜めをして冬に備えているのかもしれないと、勝手な想像で熊棚を探すのをやめて足を進めました。そんな尾瀬の短い秋は冷たい北風とともに駆け抜けて、すでに晩秋から初冬の趣を感じさて・・・

カテゴリ:徒然なるままに
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