天城峠から南への撮影では登山道を歩かずに、森の中に入り込みその森伝いに進むことにしています。今回も降りしきる雨の中を同様に撮影をしていましたら、落ち葉が積み重なり湿り気のある林床に咲く小さな白い花が目に止まりました。私の記憶ではこれまでに見たこともない花でしたし、この季節は花が少ないこともあり嬉しさがこみ上げてきて迷わず撮影をしました。しかし帰宅して図鑑で調べてみても名前が分からず、常宿「しきや」の栗田氏に問い合わせ「キッコウハグマ」だと教えていただきました。雨の天城山系でひっそりと咲く可憐なキッコウハグマの花・・・